全日空は福岡空港の運用時間内に航空機が着陸できないと判断した場合、佐賀空港行きの臨時便を設ける運用を今月9日から開始しました。
全日空によりますと臨時便は、空港のスタッフや福岡市内までの移動手段の確保などが整うことが条件で、離陸前に判断するとしています。
対象は中型機と小型機で、大型機はこれまで通り北九州空港を活用します。
全日空によりますと、今年3月、福岡空港に午後10時までに着陸できないと判断した際には、北九州空港へ臨時便を運航しました。
臨時便の運航を佐賀空港に広げた理由について全日空は、定期便が就航していない北九州空港に比べて、佐賀空港には定期便があることからスタッフの確保などがしやすいことを挙げています。