福岡市は27日、給付金を不正に受け取ったとして障害児通所支援の事業者に対し指定取り消しの処分をしたと発表しました。
およそ5000万円を不正に受給していたということです。
辞めた児童を通っているように
福岡市が指定の取り消し処分としたのは、福岡市早良区野芥にある障害時児通所支援の事業者「おおつか」です。
市によりますと「おおつか」は「放課後等デイサービスぶどうの木」など2つの施設で、2019年11月から去年4月までに、必要な人員を配置しなかったうえ、実際には通っていない児童を通っているかのように装って申請するなどして、あわせておよそ5000万円の給付費を不正に受給していました。
去年3月、通報があり、市が監査を行って発覚しました。
市の聞き取りに対して「おおつか」は、不正に受給していたことを認めているということです。