新学期が始まり、自転車の利用が増加する中、通勤・通学の時間帯にあわせた指導啓発活動が福岡市西区で実施されました。
警察が選定した自転車指導啓発重点地区にある福岡市の西区役所前交差点では、警察官などあわせて16人が、ヘルメットの着用を呼びかけるチラシが入ったティッシュを配ると共に自転車利用者に対する指導・取り締まりを実施しました。
午前7時半から1時間実施された指導・取り締まりでは、信号無視をした人や「自転車歩道通行可」の標識が無い歩道を自転車で走行した人などあわせて11人に指導警告票が手渡されました。
福岡県警・西警察署 交通課 中村博樹課長「自転車が関連する交通事故の多くは交差点で起こっています。信号や一時停止を守って、安全を確認して通行していただきたいと思います」
警察によりますと、福岡県内で発生した自転車関連の交通事故は、今年7月末の時点で1691件に上っているということです。