30日深夜、福岡県八女市で川に流された84歳の男性が行方不明となり、約200メートル下流で浮いているのが見つかりました。
男性は病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。
30日午後9時すぎ、八女市黒木町笠原で「父の姿が見えず探していたところ、川のそばに手押し車があり、川に流されたかもしれない」と女性から消防に通報がありました。
消防などによりますと、消防と警察が近くを流れる笠原川を捜索していたところ、約2時間後に200メートル下流で浮いている84歳の男性を発見。
男性は心肺停止の状態で病院に運ばれましたが、その後死亡が確認されました。
男性は近くで開かれていた会合に参加していましたが、帰宅しないことを心配した家族が周辺を探していたということです。
笠原川は台風10号による大雨の影響で増水し、流れが速くなっていたとみられています。