福岡市南区に住む52歳の女性が、今年5月、SNSで知り合った何者かに架空の暗号資産投資を持ち掛けられ、現金2055万円を騙し取られていたことが明らかになりました。
今年4月13日、福岡市南区に住む52歳の女性は、趣味の旅行についてのSNS上でのやり取りで、日本在住の外国人を名乗る何者かと知り合いました。
外国人を名乗る何者かに「一緒に暮らそう」「2人の生活のために投資で利益を上げよう」などと暗号資産投資を勧められた女性は、指定された通りに、アプリをダウンロードしそのアプリから架空の暗号資産運用サイトにアクセスできるよう設定。
架空の暗号資産運用サイトに指定された口座に、6回にわたり合計2055万円を振り込み、騙し取られたということです。
警察によりますと、架空の暗号資産運用サイト上では、女性が入金をする度に、約20%の利益が出ているように表示されていて、さらに、元本と利益を3回にわたって115万円出金できたことから、女性は架空のサイトを信用し多額の現金を振り込んでしまったとみられています。
警察は「SNS上でのお金の話は詐欺の可能性があります!」「面識のない人にお金を振り込んではいけません!」などと注意を呼びかけています。