収穫の秋を迎え、北九州市門司区では3日、小学生が稲刈りを体験しました。
北九州市門司区にある柄杓田小学校の児童19人は3日、学校の向かいにある約500平方メートルの田んぼで「夢つくし」を収穫しました。
この稲は、4月に児童たちが種もみから苗を作り、1本1本手で植えて大切に育ててきたものです。
鎌を手にした児童たちは地元の人たちの指導を受けながら汗だくになって稲を刈り取っていました。
5年の男子児童「ザクッと切るのが楽しいです」「おにぎりにして食べたい」
5年の男子児童「農家さん達がこれだけ色々苦労して僕たちのところにお米が届いてきてくれると、その分苦労が分かる」
地域の人によりますと、今年は成長が非常に良く約180キロほどの収穫を予定していたものの、スズメに食べられてしまい4分の1ほどに減りそうだということです。
収穫された米は地域の文化祭で販売されるほか、12月の発表会でおにぎりにして児童や保護者などが味わうということです。