JR九州高速船が博多と韓国・釜山を結ぶ「クイーンビートル」の浸水などを隠ぺいし、運航を続けていた問題です。
JR九州は9月3日、外部の専門家で作る第三者委員会を設置しました。
JR九州高速船が運航するクイーンビートルをめぐっては、船首部分への浸水を確認しながら国に報告せず、警報センサーが作動しないように位置をずらすなどして3か月以上にわたって運航を続けていたことが8月、明らかになりました。
この問題について、親会社のJR九州は9月3日、事実関係を解明するため、弁護士など外部の専門家3人で作る第三者委員会を設置しました。
JR九州は「第三者委員会の調査に全面的に協力し、現在実施されている国の監査にも誠実かつ適切に対応していく」とコメントしています。
この問題を受けてクイーンビートルは8月13日から運休していますが運航再開のめどは立っていません。