福岡北九州高速道路公社は4日、高速道路の料金所で通行料金を受け取っていた委託業者の元社員が、通行料金5万9020円を着服していたと発表しました。
福岡北九州高速道路公社によりますと、元社員(64)は7月18日から8月5日までの7日間、北九州都市高速道路の横代料金所など6か所で、受け取った普通車122台分の通行料金計5万9020円を着服したということです。
料金所を通過した台数と領収書の発行枚数が合わなかったため、調べたところ発覚しました。
元社員は着服を認めていて「生活費の足しにした」と話しているということです。
すでに弁済していて、2日付で懲戒解雇されています。
福岡北九州高速道路公社は監視カメラでの抜き打ち検査を強化して再発防止に取り組む方針です。