9月になったばかりですが、早くも来年のお正月に向けたおせち商戦が始まりました。今年は価格の上昇が落ち着き、多様化するニーズに応えるおせちとなっています。
西日本地区で最も早い「おせち売り場」開店1分で長蛇の列
イセエビにアワビ、イクラ・・・。豪華な食材が重箱にぎっしりと詰められたおせち。
このおせちを求めて、小倉井筒屋に開設された特設売り場には、開店と同時に駆け足で訪れる人の姿も見られました。
浅上旺太郎記者「おせちの特設売り場には開店から1分もしないうちに長い列ができています」
西日本地区で最も早いというおせち売り場。
井筒屋では、今回、全国の老舗料亭や有名ホテルが手がけたものなど310種類を取りそろえています。(去年は298種類)
買い物客「こんなに早く来たのは初めてで、やわらかいおせちが10個限定とあったので、早く来ました」
Qありそうですか?
買い物客「わからない。無理かもしれない」
離れて暮らす91歳の母親のために、食べやすい食材をそろえたおせちを注文しにきた夫婦。
果たして買えたのでしょうか・・・
夫婦「大丈夫だった、良かったです。楽しい正月になりそうです」
また、スイーツのみを詰めたものや、ペットと一緒に楽しめるものなど、多様化するニーズに対応したおせちが並んでいます。
井筒屋90周年にちなみ「90マスのおせち」
そしてこちらは限定商品。
井筒屋が来年創業90周年を迎えることから、1段30マスを3段、合わせて90マスに色とりどりの食材を詰め合わせた豪華なおせちです。
今回用意された多彩なおせち。気になる価格は、2人前で9800円からとなっています。
多少値上げされた商品はあるものの、原材料の高騰などによる去年の値上がりに比べると上昇幅は小さいということです。
売れ筋のおせちは4人前で3万円ほど、例年並みとみています。
買い物客「もう少人数で安いのにしています。主人と2人だけだろうと思いますから」
井筒屋惣菜係 光野綾香係長「今年はそこまで大きく値上がりはせずに価格を抑えながら、おいしいものをお届けできるように努めてまいりました」
井筒屋では、12月10日までおせちの予約を受け付けています。