福岡県をはじめとする九州・中国地方の5県で工事現場などから敷鉄板やケーブルを盗んだなどとして、警察は、58歳の配管業の男ら男女12人を逮捕するなどして一連の捜査を終結しました。
確認された被害総額は約6500万円に上るということです。
窃盗などの疑いで逮捕・起訴されたのは、福岡県筑後市富久に住む配管業・小野光秀被告(58)(窃盗罪などで公判中)です。
小野被告は、他の男らと共謀し、去年7月、小郡市の工事現場から敷鉄板7枚(時価計168万円相当)を盗んだとして、去年8月に逮捕されていました。
その後の捜査で、小野被告は知人や親族と共謀して、おととし6月から去年7月にかけて、福岡・佐賀・熊本・山口・島根県で48件の窃盗事件に関与したことを確認。
敷鉄板368枚(時価計約4910万円)など被害総額は約6500万円に上るということです。
警察は、小野被告のほかに、敷鉄板を盗品と知りながら買い取った業者を含め男女11人を窃盗や盗品等有償譲り受けなどの疑いで逮捕・書類送検しています。
小野被告ら男女12人はいずれも容疑を認めているということです。