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「やったー。続けてきてよかった」戦後に産業としては途絶えて約30年前に復活 絞り染め「甘木絞り」福岡県の特産工芸品に

RKB毎日放送 2024年9月9日 17時13分

戦後、産業として途絶えて30年ほど前に復活した絞り染め「甘木絞り」が、福岡県の特産工芸品に新たに指定されることになりました。

福岡県庁では、9日、朝倉市の「甘木絞り」を県の特産工芸品に指定することが甘木絞り連絡協議会に伝えられました。「甘木絞り」は、木綿の布を糸でくくって藍染めをする絞り染めで、線描を主体として細かな模様を使った絵画のようなデザインが特徴です。

江戸時代の文献にも登場しますが戦後、産業としては途絶え個人が引き継いでいたものがおよそ30年前に産業として復活しました。

福岡県・服部誠太郎知事「伝統をひきつぐ技術者が生まれてくることを期待したい」

甘木絞り連絡協議会・大村久美子さん「やったーですよね。続けてきてよかったと言いたいです」

福岡県の特産工芸品と民芸品には、400年以上の歴史を誇る「高取焼」などが指定されていて、「甘木絞り」は37番目となります。

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