火災予防について遊びながら学んでもらおうと、高校生が作った木製のキッチンが北九州市内の幼稚園や保育園に贈られました。
戸畑区で行われた木製キッチンの贈呈式には区内の15の幼稚園と保育園から園児など約300人が参加しました。
キッチンはままごと用で動くスイッチが取り付けられていて、「離れるときは、切りましょう」と注意を促しています。
これは、正しい火の使い方を学んでもらおうと地元の戸畑工業高校建築科の生徒たちが制作しました。
戸畑工業高校では毎年、木製ベンチを贈っていますが今回、初めてキッチンも制作。
順次、戸畑区内の全ての幼稚園や保育園に贈られる予定です。
戸畑工業高校・蕨野祥真さん「火を使い終わった後には火を切ってもらうことを意識してもらい、実際に使って体感して使ってもらいたい」
10日は、緊急地震速報が出た際の対応訓練も行われ、園児たちは楽しみながら災害時の対応を学んでいました。