ミャンマーから福岡市動物園に来た4頭のゾウのうち、12歳のメスが急死し、動物園には死んだゾウを悼むファンが訪れていました。
11日朝、福岡市動物園のオスのゾウ舎の前では、ミャンマーから同行してきた飼育員がゾウに水をかけていました。
一方、扉が閉じられたメスのゾウ舎の前では一般公開される前に死んだゾウを悼む声が聞かれました。
来園者「今日は祈るつもりで来ました。頑張れって、他のゾウの元気を祈って。悲しいけど命ってこんなんだなっていうのを子供たちがまたニュースで分かるといいですね。命は大切って」
来園者「年間パスポートがあるから時々見ることができたんでんですけどね。やっぱり悲しくなりますね」
来園者「子供もゾウが大好きですね。3頭は元気に育って大きくなっていって欲しいなと思います。」
福岡市はゾウの死因を特定するため11日に解剖することにしています。
また、残る3頭については健康状態を慎重に確認しながら10月末の一般公開を目指したいとしています。