九州産のノリなどごはんに合うおかず、いわゆる「ごはんのおとも」を一堂に集めたイベントが福岡市で開かれています。
コメの品薄や値上げが続いていますが、「ごはんのおとも」にも影響は出ているのでしょうか?
「九州コメフェス」炊きたてのご飯を提供
RKB 下濱美有 記者
「コメの品薄や値上がりといわれていますが、会場では九州産の新米、炊きたてを食べることができます」
JR博多駅前広場で始まった「九州コメフェス」。
九州産の炊きたてのご飯を提供して、のりや混ぜご飯の素などごはんのおともを、販売しています。
訪れた人
「おいしいです」「お米好きなので無いとかなしい」
コメ不足は「予想外」
このイベントの準備は今年の春から進めてきたということで、主催者は、近頃のコメの品薄状態は予想外だったと話します。
イベントを主催 ファンクス 飯島哲さん
「まったく予想していませんでした。お米が不足されているというのは我々としても痛いですけれど、ぜひ美味しいご飯とおともをたべていただきたいというのがあってなんとか開催にこぎつけられたので良かったです。」
新米が出るまで「もう少しの辛抱」
今はコメの品薄状態の影響はないもののごはんのおともを持ってきた関係者からは今後の影響を懸念する声も聞かれました。
出店者
「今のところは直接影響はありません。今から出てくるのかは分からないんですけれど。本当はコメと一緒に食べてもらいたいけれど、なんでこんなことになっちゃったんでしょうね」
出店者
「きょう持ってきているのが牛めしだったりかしわめしだったりご飯がないと食べられないもの。もう少しの辛抱だとは思いますけれど新米が出たら美味しいおかずと一緒に食べてほしい」
9月11日から16日まで行われる「九州コメフェス」。
九州の豊かな味覚が詰まった「ごはんのおとも」たちも安定したコメ流通を待ち望んでいます。