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後払い決済アプリのアカウントを作らせ そのアカウントでスマートフォンを購入 少なくとも1億円得たか 男5人を逮捕

RKB毎日放送 2024年9月12日 22時27分

他人名義の後払い決済アカウントを用いてスマートフォンを購入し、193万円分の支払いを免れた疑いで24歳の男ら4人が逮捕されました。

電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕されたのは、福岡市博多区住吉の会社役員・森本凱大容疑者(24)、福岡市博多区東雲町の会社員平田怜容疑者(25)、福岡県豊前市の会社員・森本正喜容疑者(51)、名古屋市南区中割町の無職・森本大稀容疑者(27)の4人です。

4人は今年1月から2月にかけ、福岡県内の大学生などに作らせた後払い決済アプリのアカウントを利用して、東京都や福岡市の携帯電話販売店でスマートフォン13台を購入し、193万円分の支払いを免れた疑いが持たれています。

4人はこのスマートフォンを売却して換金していたということで、警察は、犯罪行為で得たと知りながら収益を受け取った疑いで、福岡市博多区板付の無職・金子蘭斗容疑者(24)も逮捕しています。

警察によりますと、4人は募集役となる大学生らにアカウントを1人作らせるごとに2万円の報酬を渡すと約束。

募集役は「アカウントを作って本人確認までしたら1万円をあげる」などと言って、知人の大学生らに後払い決済アプリのアカウントを作らせていたということで、協力した大学生は少なくとも100人に上るとみられています。

身に覚えのない支払い通知が届いた大学生らが警察に相談したことで事件が発覚しました。

森本容疑者らは、同様の手口でほかにもスマートフォンを取得していたとみられ、それらを売却して得た金は少なくとも1億円に上るということで、警察が余罪についても詳しく調べる方針です。

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