福岡市東区の県道で、酒を飲んで電動キックボードを運転したとして、交際中の男女が逮捕されました。
13日午前0時ごろ福岡市東区箱崎の県道でパトロール中の警察官が赤信号を無視して走行する電動キックボードを発見しました。
警察官が停止を求め運転する男の呼気を調べたところ、基準値の5倍を超えるアルコールが検出されたため、信号無視と酒気帯び運転の疑いで福岡市東区筥松に住む自称・会社員の足達孝洋容疑者（29）を現行犯逮捕しました。
また、この近くで別のパトカーがふらつきながら走行するもう1台の電動キックボードを発見。
運転する女の呼気を調べたところ基準値の5倍近いアルコールが検出されたため酒気帯び運転の疑いで福岡市東区箱崎に住む自称・薬剤師の小柳奈緒容疑者（35）を逮捕しました。
警察によりますと2人は交際関係にあり一緒に自宅に帰る途中だったとみられています。
調べに対し、足達容疑者は立ち飲み屋でハイボール2杯を飲んだことは認めた上で「降りて押していただけ」と供述し容疑を否認しています。
一方、小柳容疑者は「体の中にアルコールが入っていると分かっていながら運転した」と供述し容疑を認めているということです。