水産高校の生徒たちが太平洋でおよそ2か月にわたりマグロ漁などを体験する航海実習に向かいました。
生徒52人が長期航海実習
19日午前、福岡市博多区の中央ふ頭から福岡県立水産高校の海洋科や山口県の大津緑洋高校専攻科などの生徒52人が大型実習船「海友丸(かいゆうまる)」に乗り込みました。
生徒たちは19日から11月12日までの55日間、マグロ延縄漁の長期航海実習を行います。
福岡水産高校2年 花田航希さん「未知の体験への不安と期待で、私たちの気持ちはいっぱいです。海上生活の厳しさ、船内生活への協調性、自立心など多くのことを学んでいきたいと思います。」
港には水産高校の生徒や家族が駆け付け、生徒たちの名前を呼びながら出港を見送りました。
生徒たちは、太平洋で漁業実習をはじめ海洋観測や操船などを学ぶほか、ハワイに寄港し現地の高校生と国際交流を行う予定です。