JR貨物が車輪の組み立ての際のデータを改ざんしていた問題で、緊急点検を行った西日本鉄道は20日データの改ざんは無かったと発表しました。
JR貨物が貨物列車の車輪を組み立てる作業で、データを改ざんしていたことを受け、国土交通省は、全国の鉄道事業者に緊急点検を指示しています。
西鉄は天神大牟田線で1112本、貝塚線で64本の車輪と車軸について、点検を行いました。
その結果、記録簿の差し替えなど改ざんは無かったということです。
一方、圧力を使って車輪に車軸を押し込む「圧入力」の記録を調べたところ社内の基準を超えたものなどがあわせて23本確認されましたが、西鉄は、「異常は見られず安全性に問題はない」としています。