西鉄は、バス運転士の制帽着用について、義務化を見直し、1年を通して運転士の意思に任せる「任意」とすることを決めました。
暑さ対策として夏季限定で「任意」としていましたが、好評だったことから10月以降も続けます。
西鉄は、バス運転士の制帽着用を義務化していましたが、「夏に蒸れて暑い」という声を受け、暑さ対策として今年6月から任意にする取り組みを始めていました。
9月で終了する予定でしたが、アンケートをしたところ「快適だった」「安全性に支障はなかった」「通年でできないか」などといった声があったということです。
10月からは義務化を見直し、乗務員の働き方改革として通年で実施することを決めました。
一方で、「制帽を着用したい」という声もあり、制帽を廃止することは考えていないということです。
西鉄は喫緊の課題であるバス運転士の確保に向けてこれまでに・回送時の制帽着用の任意化・乗務時における運動靴の着用許可・偏光サングラスの試験着用と運転士の労働環境の改善を実施しています。