福岡市ではこの時期、タカの仲間のハチクマの渡りが見られ、野鳥の愛好家たちが観察に訪れています。
国内有数のスポットに集まった愛好家たち
ハチクマの渡りを観察できる国内有数のスポットである福岡市城南区の油山片江展望台にはけさ早くから多くの愛好家が集まりました。
訪れた愛好家「きのうかおとといかな。1時間で400羽ぐらいいたそうよ。かっこいいよ。近くで見たら。それを見たいんだけどね。見れん」
ハチクマは大型のタカで、夏に日本で子育てをし、秋になると越冬のため東南アジア方面へ1万キロの旅をします。
群れで姿を現したハチクマ
なかなか姿を現さなかったハチクマが正午前、群れで現れると、待ちわびた愛好家たちから歓声が上がりました。
訪れた愛好家「二十数羽くらい見える。よかったです。よかったよかった待った甲斐がありました」
訪れた愛好家「見ることができました。150羽くらいいたかな」
ハチクマの渡り 10月上旬まで
日本野鳥の会によりますと、今月1日からきのうまでに2696羽が観察されたということです。
ハチクマの渡りは10月上旬まで続くとみられています。