気象庁は、27時午後3時、日本のはるか南・マリアナ諸島付近で台風17号が発生したと発表しました。
台風17号 来週中ごろにかけて日本の東海上を北上
台風17号は今後北西に進み、30日(月)ごろには小笠原諸島の西を北上する見込みです。
その後は、進路を北東にかえて、10月1日(火)から2日(水)にかけて、日本の東海上を北上するでしょう。
台風が予報円の北側を進んだ場合は、関東地方付近に上陸するおそれがあります。
まだ予報円がやや大きく進路に幅がありますが、北日本や東日本の太平洋側では海上は波が高くなり、大雨となるおそれがあります。
台風周辺の暖かい空気で関東は再び真夏日に
また、台風の影響は雨や風だけではありません。
関東では、今週はいったん暑さが落ち着いていますが、台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込む1日(火)から2日(水)ごろは再び最高気温30度以上の真夏日が戻る見込みです。
湿度も高く、かなり蒸し暑くなりそうです。
いったん涼しくなった後に再び暑さが戻ると、熱中症にかかりやすくなります。秋でも暑くなる日は油断せず、熱中症対策を行いましょう。
日本の南では台風続々 9月の台風発生数は過去2番目の多さに
また、現在、沖縄の南には別の熱帯低気圧があり、今後24時間以内に台風となる見込みです。台風となれば、台風18号となり、今月に入り8個目の台風となります。
9月の平年の台風発生数は5.0個です。9月に台風が8個発生するのは、2013年の9月以来11年ぶりで、過去2番目の多さとなるでしょう。
RKB気象予報士橘高香純