77歳の弟が住む家の引戸ガラスを斧のようなもので叩き割ったとして80歳の兄が逮捕されました。兄弟には、土地と建物をめぐる争いがあったとみられていて兄は、「斧で叩き割ったのは間違いない」と容疑を認めています。
きょう正午すぎ、宗像市に住む77歳の男性（弟）から「兄が斧と鎖を持っておしかけてきた」と警察に通報がありました。
警察官が現場に駆けつけたところ、家の中に出入りができる引戸ガラスが1枚割れていてその場にいた兄が関与を認めたため器物損壊の疑いで現行犯逮捕しました。
逮捕されたのは、福岡県篠栗町に住む無職・岡本秀俊容疑者（80）で弟との間に土地と建物をめぐる争いがあったということです。
現場では、木の棒に鉄板を取り付けた全長およそ80センチの手製の斧のようなものや鎖も確認されていて取り調べに対し、岡本容疑者は「弟の自宅の1階ガラスを斧で叩き割ったのは間違いない」と容疑を認めているということです。