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商業施設で警備員装う弟「盗撮ですよ」言いがかり→女性の父親役の兄「示談なら300万」→現金だまし取った疑いで兄弟を逮捕

RKB毎日放送 2024年10月15日 18時31分

先月、福岡市天神の商業施設で男性2人に「盗撮ですよ」などと言いがかりを付け示談金名目であわせて現金117万円をだまし取ったとして30代の兄弟2人が逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、広島市西区に住む自営業・高島尚大容疑者(32)と広島市佐伯区に住む会社員・高島尚義容疑者(34)の兄弟2人です。

高島尚大・尚義容疑者は、先月19日、福岡市天神の商業施設でアニメグッズを撮影していた54歳の会社員の男性に対し、「それは盗撮ですよ」などと女性を盗撮したとの言いがかりをつけ、示談金名目で現金100万円をだまし取った疑いが持たれています。

警察によりますと弟の尚大容疑者が警備員になりすまし、兄の尚義容疑者が電話で盗撮被害にあったとされる女性の父親になりすましていたということです。

事件当日に、被害を受けた男性が「警備員と名乗る人間から盗撮と疑われ、300万円を請求された。証拠品だと言われ、携帯を渡した」などと警察に相談して被害が発覚。

翌日、被害男性と弟の尚大容疑者が待ち合わせをするタイミングで警察が尚大容疑者を逮捕し、兄の尚義容疑者も逮捕したということです。

高島尚大・尚義容疑者は、9月12日にも福岡市天神の商業施設にいた43歳の飲食店従業員の男性から同様の手口で現金17万5000円をだまし取った疑いでも再逮捕されています。

警察は、高島尚大・尚義容疑者の認否を明らかにしていません。

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