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父親殺人・母親殺人未遂事件初公判 31歳無職の男「殺意はなかった」 検察側「援助断られ殺害、発覚遅らせるため母親も・・・」

RKB毎日放送 2024年10月15日 18時46分

去年7月、福岡市東区で、父親を刺殺したうえ、母親を殺害しようとしたとされる男の初公判で、男は「両親に対する殺意はなかった」と述べ両親への殺意について否認しました。

起訴状などによりますと、無職の蓮山茂被告(31)は去年7月、東区八田の実家で、父親の胸を包丁で複数回刺して殺害したほか、母親を金づちで殴打するなどして殺害しようとしたとして、殺人と殺人未遂の罪に問われています。

15日の初公判で蓮山被告は、「両親に対する殺意はなかった」などと述べ、起訴内容のうち両親への殺意について否認しました。

冒頭陳述で検察側は、「金銭援助を断られたことに逆上して父親を殺害、犯行の発覚を遅らせるために母親も殺そうと考えて犯行に及んだ」などと述べました。

一方、弁護側は、蓮山被告に殺意はなく、父親への傷害致死罪と母親への傷害罪にあたると主張しました。

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