今年は鎌倉時代にモンゴル軍が初めて襲来した元寇「文永の役」から750年の節目の年です。
これを受けて15日、元寇にゆかりのある福岡市の筥崎宮で記念の式典が開かれました。
福岡市の筥崎宮
福岡市東区の筥崎宮では、15日午前、1回目の元寇「文永の役」から750年になるのを記念する式典が行われました。
鎌倉時代の1274年、博多湾沿岸にモンゴル軍が襲来した際に筥崎宮は大きな被害を受け、ご神体を内陸に避難させたと伝えられています。
筥崎宮の楼門には、元寇で炎上した社殿の再興の際に亀山上皇が書いた「敵国降伏」の字を拡大したものが掲げられています。
元寇の際に、いわゆる神風が吹いて未曾有の困難に打ち勝ったとされたことで、筥崎宮は必勝祈願などで知られています。