今年8月、北九州市門司区の路上で81歳の男性に殴る蹴るの暴行を加えて重傷を負わせたとして逮捕された24歳の無職の男性について、福岡地検小倉支部は今後、起訴しないことを決めました。
24歳の無職の男性は、8月6日午前6時半ごろ、門司区の路上で81歳の男性に殴る蹴るの暴行を加え顔面打撲などの重傷を負わせたとして、傷害の疑いで逮捕されていました。
逮捕時の警察への取材によると24歳の男性が、81歳の男性が住むマンションのごみ捨て場に指定ごみ袋ではない袋を捨てたため81歳の男性が注意したところ24歳の男性が逆上したということです。
24歳の男性は、警察の取り調べに対し、男性を殴ったことは認める一方で「蹴ったりはしていない」と述べて容疑を一部否認していました。
この24歳の男性について福岡地検小倉支部は、今後、起訴しないことを決めました。(15日付け)
不起訴の理由について福岡地検小倉支部は、「諸般の事情を総合的に考慮した」とコメントしています。