10月17日(木)にみずほPayPayドームで行われたクライマックスシリーズ・ファイナルステージ第2戦。
福岡ソフトバンクホークスが2連勝で、日本シリーズ進出へ王手をかけました。
◆序盤から繋がるソフトバンクの好調打線
1回に1点を先制されたソフトバンクは、そのウラ、1番セカンドでスタメン出場のダウンズがチーム初ヒットで出塁すると。
ランナー2塁の場面で、前日の試合で決勝打を放っている4番・山川穂高がタイムリーヒット、すぐさま同点とします。
さらに、右足首のケガから実戦復帰したばかりの5番・近藤健介が初球を振り抜くと、打球はライトスタンドへ。完全復活の2ランホームランで、勝ち越します。
◆2番でスタメン柳田にもCS初ヒット
2回に1点を返されますが、そのウラ、この回先頭の7番・正木智也が2ベースヒットで出塁すると、選手会長の9番・周東佑京がキッチリと犠牲フライ、1点を追加します。さらに、2番ライトでスタメン出場していた柳田悠岐が、ライト前へ、このシリーズ初ヒットを放ちます。
◆先発モイネロも粘りの投球
打線の援護を受けた先発のモイネロは、3回4回と立ち直り、日本ハム打線を三者凡退に抑えます。
しかし5回、ヒットとフォアボールで満塁のピンチを背負い、打席には、前の試合でホームランを放っている強打者・レイエスを迎えます。一発出れば逆転の大ピンチも、何とか踏ん張り、得点を許しません。
◆山川2打席連発!チームも2試合連続の2ケタ安打
攻守で勢いに乗るソフトバンクは5回、4番・山川が2試合連続となる2号ソロホームランでリードを広げると。
7回にも、2打席連発となる第3号のソロホームラン。これぞ4番という仕事を果たし、日本ハムを突き放します。
2ケタ11安打のソフトバンク、投げては、モイネロの後を、杉山・ヘルナンデス・オスナと無失点リレーで繋ぎ、ソフトバンクが7対2で勝利。
ソフトバンクがCS突破へ、王手をかけました。
■山川穂高選手のコメント
5回のホームランについて「打ったのはチェンジアップ。バットの先でしたが、しっかりと自分のスイングができた結果だと思います。大きい追加点を取ることができて良かったです。」
7回のホームランについて「打ったのは真っ直ぐ。しっかりと集中して自分のバッティングができました。追加点を取ることができて良かったです。」