福岡市で開発されたごみの埋め立て技術を海外の行政官が学びました。
メタンの排出を抑え、開発途上国でも実践可能な技術です。
福岡市西区の西部埋立場で行われた研修会には、南太平洋のバヌアツや、コンゴ民主共和国など13の国から行政官15人が参加しました。
「福岡方式」と呼ばれるごみの埋め立て技術は福岡市と福岡大学が共同開発したもので、埋立場の底にパイプを通し、空気を送り込むことでメタンガスの発生を抑えることができます。
研修ではパイプの代わりに開発途上国でも手に入りやすい廃タイヤや竹を使って福岡方式を実践しました。
コンゴ民主共和国 ムメディ セージ スジさん「帰国したら学んだ内容を同僚や自治体に伝えて、一緒に改善に努めていきたいと思っています」
「福岡方式」についてはこれまでに35か国230人が研修を受け、ミャンマーでは実際に導入されているということです。