10月24日（木）に行われるプロ野球ドラフト会議で、上位指名も囁かれる高校生の注目選手がいます。プロを多く輩出している福岡大学附属大濠高校のエース、柴田獅子投手です。
持ち味は、最速149キロのストレートと変化球。「獅子（れお）」という名前は、西鉄ライオンズのファンだった、おじいさんが名づけたという根っからの野球っ子です。
柴田獅子投手「プロは小さい頃からなりたいと思ってたんですけど、遠い存在という感覚で、あまり意識はしてなかった」
野球に生きる「指先の柔らかさ」
柴田投手には、「ある特徴」があります。指の関節が柔らかく、反らせたら手の甲につきそうなほどです。
柴田獅子投手「指先の感覚が器用な方。スライダー、カーブ、カットボールを投げているんですけど、そこで変化量だったり時々変えながら投げています」
この指の関節の柔らかさと器用さを生かし、変幻自在の変化球を操ります。世代屈指の高校生ピッチャー柴田獅子選手、その腕を磨きながら運命の日を待ちます。
柴田獅子投手「不安な気持ちもありますし、楽しい気持ちも半分あるので、そこはゆっくり待ちながら、今はずっと続けている練習をやっていこうかな」
■プロフィール
・柴田獅子（しばた・れお）
・投手 右投左打
・福岡大学大濠高校3年
・身長186センチ／体重87キロ
・福岡県飯塚市出身
・祖父が西鉄ライオンズファンだったことから、名前が獅子になった
・憧れは先輩の山下舜平大投手（オリックス・20年ドラフト1位）