大手通信事業者を名乗って住宅を訪問する不審な男が福岡市で相次いで目撃されていることが分かりました。警察は男が強盗の下見をしている疑いもあるとみて、注意を呼びかけています。
”不審な男”9日間で6件 「近くで工事をするので・・・」
警察によりますと、福岡市早良区百道や高取などで、大手通信事業者を名乗り住宅を訪問する不審な男の目撃情報が、10月11日からの9日間で6件寄せられたということです。
男はインターホン越しに「近くで工事をするので迷惑をかける」として、家を留守にする時間帯などを住人に質問。
住人が身分証の提示を求めると「持っていない」などと言い、提示しなかったということです。
強盗などの下見の疑いも
横浜市で手足を縛られた男性が死亡しているのが見つかった事件では、事件前に周辺で不審な訪問や電話が17件確認されていて、警察は、早良区で目撃された男も強盗などの下見をしている疑いがあるとみています。
警察は、不審な人物が訪問してきても安易に応じず、身分証を確認するなど注意を呼びかけています。