福岡県筑後地方を代表する伝統工芸品、久留米絣を150年にわたって作り続けている松枝家の作品展が福岡市で開かれています。
福岡県立美術館で開催されている「久留米絣と松枝家」には久留米絣を明治時代から7代にわたって制作している松枝家の代々の作品、105点が展示されています。
こちらの壁掛けは1970年の大阪万博で紹介され、久留米絣が世界に発信されるきっかけとなりました。
また、藍染めが主流の久留米絣に草木染めを施し、黄色や緑などの色を取り込んだ珍しいデザインの着物など、時代の流行や作者の個性が表れた作品が展示されています。
来館者「松枝家の作品がこれだけそろうというのは圧巻ですね」
この企画展は12月1日まで開かれています。