TBS系列の金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」で採用された絵を描く、自閉症の画家の作品を常設展示するアトリエ館が福岡県太宰府市にオープンしました。
太宰府市のいきいき情報センターでは24日、自閉症の画家・太田宏介さん(43)の作品を常設展示するアトリエ館がオープンしました。
太田さんは、2歳の時に重度の自閉症と診断されました。
10歳の頃から絵を描きはじめ、それから30年以上絵を描き続けています。
自由でのびのびとした作風で知られるようになり、今月始まったTBS系列の金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」に太田さんの絵が採用されました。
兄 太田信介さん
「ひとつの単色で使うことはほとんどないからですね、そういう色彩の豊かさとかを見てもらいたいなと思います」
アトリエ館では太田さんの作品を15点程度、常設展示するほか、太田さん自身が絵を描くこともあるということです。