北九州市小倉南区の採石場で大型ダンプカーで男性がひき殺された事件で、殺人の疑いで逮捕されていた男について、警察は、別の男性をひき殺そうとした疑いで再逮捕しました。
この事件は10月4日、北九州市小倉南区新道寺の採石場で、採石場の従業員・山崎雄二さんを大型ダンプカーでひき殺した疑いで、同僚だった高橋博行容疑者が逮捕されていたものです。
高橋容疑者は、インカムを通じてトラブルになった60代の同僚男性と山崎さんが並んで立っていたところに、大型ダンプカーで突っ込んだとみられています。
その後の捜査で、トラブルを知って駆けつけた現場責任者の男性の車にも大型ダンプカーで突進し、殺害しようとした疑いが強まったとして、警察は、高橋容疑者を殺人未遂の疑いで逮捕しました。
取り調べに対し高橋容疑者は、「男性に恨みはないので殺意はない」と容疑を否認しています。