磯焼けや漂着ごみなど海の環境の変化への取り組みを国内外に発信する国際会議が26日から福岡県宗像市で始まりました。
26日午後から始まった「宗像国際環境会議」には環境問題に取り組む企業や団体の関係者らが出席しました。
初日は海藻の養殖や耕作放棄地を活用した山椒の栽培など食にかかわる取り組みが紹介されたほか、水素エネルギーを活用した循環型社会の可能性についてパネルディスカッションが行われました。
宗像国際環境会議は磯焼けなど海水温の上昇による海の環境問題への取り組みを国内外に発信しようと開かれていて、今年で11回目です。
会議は28日まで開かれ、元日の地震と先月の大雨に見舞われた能登半島の復興状況についての講演や地元の海岸でのビーチクリーン活動なども行われる予定です。