福岡市内で飲食店を経営する男性(36)にみかじめ料を支払い続けるよう要求し現金18万円を脅し取ったとして、特定危険指定暴力団・工藤会系組幹部の男(44)が逮捕されました。
男は「黙秘します」と話しているということです。
恐喝などの疑いで逮捕されたのは福岡市南区清水に住む特定危険指定暴力団・工藤会系組幹部の大里太樹容疑者(44)です。
大里容疑者は2023年11月30日、みかじめ料を支払わせていた福岡市内で飲食店を経営する男性(36)から関係の解消を求められ、「今、俺との関係を切ったら、大変なことになるよ。俺との関係を続けとけよ」などと言い、みかじめ料の支払いを継続するよう要求し、12月2日から2024年2月13日にかけて計18万円を脅し取った疑いが持たれています。
警察によりますと、大里容疑者は2020年9月ごろ、男性と知り合い、これまでに約130万円のみかじめ料を受け取ったとみられています。
取り調べに対し、大里容疑者は「黙秘します」と話しているということです。
大里容疑者は10月9日に別の詐欺容疑で逮捕されていました。