他人名義の後払い決済アカウントを用いてスマートフォンを購入し、193万円分の支払いを免れたなどの疑いで男5人が逮捕された事件で、福岡地検は逮捕された5人のうち2人について、今後起訴しないことを決めました。
この事件は、今年1月から2月にかけ、福岡県内の大学生などに作らせた後払い決済アプリのアカウントを利用して、東京都や福岡市の携帯電話販売店でスマートフォン13台を購入し、193万円分の支払いを免れたとして、51歳の会社員の男性ら4人が逮捕されたものです。
この事件に関連してスマートフォンを売却して得た金を、犯罪行為で得た収益と知りながら受け取ったとして、24歳の無職の男性も逮捕されていました。
福岡地検は逮捕された5人のうち51歳の会社員の男性と24歳の無職の男性について今後起訴しないことを決めました。(24日付)
不起訴の理由について福岡地検は、「諸般の事情を総合的に考慮した」とコメントしています。
逮捕された5人のうち森本大稀被告(27)と森本凱大被告(24)、平田怜被告(25)については、電子計算機使用詐欺の罪で起訴されています。