福岡市博多区の自宅で拳銃1丁と発射用の火薬を所持していたとしてモデルガンなども扱うリサイクル業を営む46歳の男が逮捕されました。
男は「モデルガンだと思っていた」と容疑を否認しています。
銃刀法違反と火薬類取締法違反の疑いで逮捕されたのは、福岡市博多区博多南に住むリサイクル業・野中興一容疑者(46)です。
野中容疑者は、今年7月、博多区博多駅南にある自宅で自動装てん式拳銃1丁と実弾のようなもの9発に含まれていた発射用の火薬約4グラムを所持した疑いが持たれています。
今年7月、別事件の捜査で秋田県警が野中容疑者の自宅を家宅捜索した際に、拳銃などを発見して押収。
その後の鑑定で実弾のようなものに発射機能はなかったものの、拳銃は本物であると認められたため野中容疑者を逮捕したということです。
野中容疑者は、商品としてモデルガンを扱っていて、取り調べに対し、「弾を発射できないモデルガンだと思っていた」と容疑を否認しています。
警察は今後、入手経路などについて捜査する方針です。