昨年度、福岡県の小中学校と高校で不登校になった児童生徒は過去最多となったことがわかりました。
いじめの認知件数も増えています。
福岡県教育委員会と福岡県私学振興課は31日、県内の小中学校と高校の不登校やいじめに関する昨年度の調査結果を公表しました。
調査によりますと、不登校の児童生徒はあわせて2万1280人で、前年度より3800人あまり増加し、過去最多となりました。
1000人当たりの不登校の人数はおよそ32人にのぼります。
また、いじめの認知件数は、1万7058件で、前年度よりおよそ600件増えました。
いじめを積極的に認知することで件数は増加傾向にあるということです。
福岡県教育委員会は、「不登校やいじめを生まないよう、安全・安心な学校環境を作っていきたい」と話しています。