10月31日(木)日本シリーズ第5戦福岡ソフトバンクホークスvs横浜DeNAベイスターズ(みずほPayPayドーム)
◆勝った方が日本一に王手をかける第5戦
お互い2勝2敗で迎えた日本シリーズ第5戦。4年ぶりの日本一を目指すソフトバンクにとっては、今シーズン本拠地での最後の試合となりました。
両チームの先発は、ソフトバンクが大関友久、対するDeNAがジャクソン。
勝って王手をかけたいソフトバンクは1回2回と、大関がピンチを背負いますが、何とか踏ん張り先制を許しません。
連敗を喫しているソフトバンクはそのウラ、6番・今宮健太、7番・牧原大成の連打でチャンスを作りますが、8番でスタメン起用された海野隆司が三振に倒れ、先制とはなりません。
すると、ソフトバンク先発の大関は3回、2本のヒットでピンチを背うと、DeNA筒香嘉智にタイムリーを打たれ、3試合連続で先制を許してしまいます。
◆早めの継投策に出たソフトバンク
ソフトバンクは早めの継投策に出ます。3回途中に2人目としてマウンドに上がった松本晴は満塁のピンチを切り抜けますが、4回、3人目の前田純がDeNAキャプテンの牧秀悟に3ランホームランを打たれ、リードを4点に広げられます。
◆打線が沈黙…26イニング連続無得点
福岡のファンの前で何としてでも反撃に出たいソフトバンク。しかし、DeNA先発のジャクソンの前に7回まで3安打に抑えられ、チャンスを作ることができません。4点を追う7回には、デッドボールとフォアボールで、2アウト3塁2塁とし、第1打席にヒットを放っている選手会長・周東佑京がバッターボックスに入りますが、内野ゴロに倒れ、絶好の機会を生かすことができません。
8回、2番に入った柳田悠岐がチーム4本目のヒットで出塁、3番・栗原陵矢からの好打順につなぎますが、またしても得点とはならず。
26イニング連続無得点と打線に元気がないホークスは、DeNAに3連敗を喫し、4年ぶりの日本一へ、後がない状況となりました。【DeNA7-0ソフトバンク】