今年2月から7月にかけて北九州市小倉北区のホテルで大麻草72本を栽培していたなどとしてホテル経営者の男(43)ら2人が起訴されました。
大麻取締法違反の罪で起訴されたのは、福岡市東区に住むホテル経営者の43歳の男(共同栽培・共同所持)と城南区に住む電気通信設備工事業の43歳の男(共同栽培・共同所持・所持)です。
2人は、男が経営する北九州市小倉北区のホテル内で大麻草72本を栽培していたほか、乾燥大麻約103gを所持していたなどとされています。
警察は、2人を大麻取締法違反(営利目的共同栽培)などの疑いで逮捕、書類送検していました。
警察によりますと、今年7月にホテルなど関係先の捜索を行い、大麻草113本のほか、乾燥大麻9キログラムあまり、末端価格で4500万円相当を押収したということです。
2人は、ホテルの8階にあった従業員の更衣室やボイラー室を改造して大麻草を栽培していたとみられています。
警察の取り調べに対し2人は、「自分たちで使うために栽培していた」と話していたということです。