ふくおかフィナンシャルグループは傘下の「FFGほけんサービス」などに在籍していた保険会社からの出向者少なくとも2人が、出向先で知り得た客の保険契約内容を出向元に漏えいしていたと発表しました。
ふくおかフィナンシャルグループによりますと、保険の契約内容を出向元に漏えいしたのは、ふくおかフィナンシャルグループ傘下の「FFGほけんサービス」などに在籍していた損保ジャパンと大同生命からの出向者少なくとも2人です。
損保ジャパンからの出向者は、火災保険を契約した個人1416件と損害保険を契約した法人102件について、契約者氏名・保険会社・保険料・保険期間などの情報を損保ジャパンに漏えい。
また、大同生命からの出向者は、生命保険を契約した法人25件などの契約者氏名・保険会社・商品の種類・保険料などを大同生命に漏えいしました。
ふくおかフィナンシャルグループは、いずれも住所や電話番号、口座番号などの個人情報は漏れていない、と説明しています。
また、漏えいした情報は損保ジャパンと大同生命からは外部に流出していないということです。
福岡フィナンシャルグループは「お客様ならびに関係の皆様方に多大なるご心配とご迷惑をおかけいたしますことを深く反省し、心からお詫び申し上げます」とコメントしています。