2日未明、北九州市八幡西区で酒を飲んで車を運転したとしてトラック運転手の男が逮捕されました。
男は「アルコールが体内に残っていることは分かっていた」などと話しているということです。
2日午前5時前、北九州都市高速道路下り大谷インター~黒崎インター付近で「大型トラックがクッションドラムに当たって逃げている」と福岡北九州高速道路公社の職員から警察に通報がありました。
警察が高速道路に設置されたカメラなどで大型トラックを追跡し、八幡西区前田の市道で停止を求めました。
大型トラックを運転していた男から酒のにおいがしたため、警察官が男の呼気を調べたところ基準値の6倍のアルコールを検出。
男を酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕しました。
逮捕されたのは鹿児島県出水市のトラック運転手・松本憲秀容疑者(38)です。
警察によりますと、松本容疑者は1日深夜から会社の休憩所で缶チューハイを3本飲んでいたということです。
取り調べに対し、松本容疑者は「飲酒運転をしたことは間違いない」。アルコールが体内に残っていたことは分かっていました」と容疑を認めているということです。