日本シリーズから一夜明けたきょう、ホークスは7人の選手に対して、来シーズンの契約を結ばないことを伝えました。
プロ10年目 笠谷俊介投手
笠谷投手はプロ10年目で、2014年ドラフト4位で大分商業高校から入団。
今シーズン1軍での登板はなく、1軍通算74試合登板で7勝9敗の成績でした。
育成での契約の打診はなく、本人は現役続行を希望しています。
笠谷選手
「覚悟は毎年していたので、そこまで驚きはなかった。この球団で結果を残せなかったですし、もっと活躍できたと思う。10年という中で少ないと感じている部分があるので悔しい部分はあるが、結果の世界なので仕方が無い」
プロ3年目 仲田慶介内野手
仲田慶介選手はプロ3年目で、2021年育成ドラフト14位で福岡大学から入団。
今シーズンの開幕前に支配下を勝ち取り1軍で24試合に出場。
川村選手、緒方選手と共に「育成三銃士」と呼ばれ、注目を浴びました。
球団からは育成での再契約を打診されましたが、まずは他球団からのオファーを待つと言うことです。
仲田選手
「ちょっとびっくりしている。1軍では、なかなかチャンスをもらえず、2軍では9月頃いい感覚をつかんだだけに正直言葉が出ない。来年から再び育成は気持ちが続くか分からないので、一旦保留して、他球団からのオファーを待ちたい」
プロ3年目 風間球打投手
風間球打投手はプロ3年目で、2021年ドラフト1位でノースアジア大明桜高校から入団。1軍での登板はなく、今シーズンは2軍戦6試合に登板し、防御率は5.40の成績を残していました。
最速153キロの速球が武器で将来のエース候補として期待されましたが、その期待に3年間では応えられるような活躍はありませんでした。
球団からの育成再契約の打診を受ける意向です。
風間選手
「イメージ通りの3年間ではなかったので、当然の結果。厳しい世界なので、しっかりと受け止めて、これからも野球を続けていきたい」
その他、中村亮太投手、三浦瑞樹投手(育成で再契約打診)、田上奏大投手(育成で再契約の意向)、川原田純平内野手(育成で再契約の意向)が、来季の支配下選手契約を締結しないことを、4日、訪れた球団事務所で告げられました。