5日夕方、福岡市南区の公園で、ベンチの上に設置された日よけ棚の屋根が落下しました。屋根が当たるなどした男子中学生4人が重軽傷を負っています。
RKB 馬場遼之介記者「事故があったパーゴラと呼ばれる日除け棚は、屋根が完全に落ちてしまっています」
5日午後6時ごろ、福岡市南区の「若久団地北公園」で、男子中学生3人がベンチに座り、その上に設置された日よけ棚の屋根に男子中学生1人がぶら下がって遊んでいたところ、屋根が柱から外れて落下しました。
落下した屋根はステンレス製で、下のベンチに座っていた3人を直撃。このうち1人はろっ骨を折り、脊髄を損傷する重傷を負いました。ベンチに座っていたほかの2人と、屋根にぶら下がっていた1人も軽傷を負っています。
福岡市は、この日よけ棚を使用禁止にしたうえで、6日から市内全ての公園にある同じ構造の日よけ棚の緊急点検を実施しています。