6日夜、福岡県北九州市の衣料品店で衣類を盗んだうえ、逃走する際に女性従業員をライトバンではねたとして、自称会社員の男が逮捕されました。
事後強盗の疑いで逮捕されたのは、北九州市小倉北区宇佐町の自称・会社員、行実真一容疑者(53)です。
行実容疑者は6日午後7時すぎ、北九州市小倉南区津田の「ワークマンプラス小倉東インター店」で販売価格およそ1万円のベスト3点を盗んだうえ、店の外で引き止めようとした女性従業員(50)をライトバンではねた疑いが持たれています。女性従業員は軽傷を負っています。
警察によりますと、行実容疑者はその場から逃走した後、「従業員が車に体当たりしてきた」などと警察に自分で通報。
警察から事情を聴かれる中で衣類を盗んだことを認め、衣類を捨てた場所などについても話したということです。
取り調べに対し行実容疑者は、「盗んだのは間違いないが暴行は加えていない」と容疑を一部否認しています。