今年7月、福岡県久留米市で、警察官の首を腕で絞めるなどの暴行を加えたとして逮捕された陸上自衛隊前川原駐屯地に所属する自衛官の男性(22)について、福岡地検久留米支部は今後起訴しないことを決めました。
男性は今年7月、久留米市国分町で自転車を運転中に追跡してきた警察官の首を腕で絞めたうえ、押し倒す暴行を加えたとして公務執行妨害の疑いで逮捕されていました。
男性は警察の取り調べに対し、「酒を飲んで自転車に乗り自宅に帰っている時に警察官に見つかり、『ヤバい』と思って逃げようとした」などと話していたということです。
この男性について福岡地検久留米支部は10月30日付で今後起訴しないことを決めました。
理由については「起訴するに足りる証拠がなかった」としています。