モンゴル軍が襲来した「文永の役」から750年になるのを記念して日本とモンゴルの研究者が8日、モンゴル襲来の影響について議論しました。
福岡市の九州大学で開かれたシンポジウム「モンゴル襲来研究の最前線」では日本とモンゴルの研究者が最新の研究成果を披露しました。
モンゴルの研究者は戦いの様子を描いた「蒙古襲来絵詞」について「当時の様子をリアルに描写しており文化史的な側面からも注目を集めている」と評価しました。
また、国学院大学の池田栄史教授は伊万里湾での「元寇の船」の発掘調査で今年3隻目が確認されたことなどこれまでの成果を解説しました。