福岡県苅田町で入港した貨物船に爆発物を持ったテロリストが乗船しているという想定で、爆発物の処理までの手順を確認する訓練が行われました。苅田港で11日午前実施された訓練には、行橋警察署や苅田海上保安署など19の機関が参加しました。
訓練は、苅田港に入港した外国籍の貨物船に爆発物を持ったテロリストが乗組員に紛れて乗船し、テロを企てているという想定で行われました。
現地調査本部が設置された後、船に海保や入管の職員などが立ち入り検査を行い、テロリストを発見。
逃走を図るテロリストを制圧し、爆発物を処理するまでの流れを確認していました。
行橋警察署警備課 藤田雄樹課長「いざいつ起こるかもわからないテロの脅威もありますので、こういった繰り返し訓練をしていくことが大事かなと改めて認識した次第です」
訓練はテロ対策での連携を強化し、危機管理体制の充実を図ろうと毎年行われています。