55日間にわたる遠洋航海の実習を終えた水産高校の生徒たちが12日、福岡市の港にマグロなど約11トンを水揚げしました。
福岡市中央卸売市場では、12日朝、福岡・山口・長崎の3県が共同で運航する実習船「海友丸」が、メバチマグロなど約11トンを水揚げしました。
実習には、福岡県立水産高校などの生徒52人が参加し、ハワイまでを往復しながら55日間にわたって操船技術やはえ縄漁などを学びました。
福岡県立水産高校・伊藤耀樹さん
「帰ってきて地面に触れるのが一番うれしいです。景色も海ですのであまり変わらず、新鮮というかすごく快感でした」
水揚げを終えた生徒たちは帰港式に臨み、長かった実習航海でお世話になった船長らに感謝の言葉を伝えました。