やけどや目を痛めるリスクがある溶接をＶＲ＝ヴァーチャルリアリティで学ぶ試みが佐賀工業高校で行われました。
ＲＫＢ江越楓リポーター「これから溶接の授業が始まりますが、使うのはこの保護面では無く、こちらのゴーグルです」
１２日、佐賀市の佐賀工業高校で行われたＶＲによる溶接体験には機械科の２年生４０人が参加しました。
リスク回避材料費も不要
ＶＲを利用することで、やけどや目を痛めるなどのリスクを回避できるだけでなく、材料費がかからないことから繰り返し練習することができるメリットがあります。
高校生の反応は
佐賀工業高校機械科２年生「ゲーム感覚でやれてとても楽しかったです」「実際に溶接している感覚とほとんど同じ感覚でできて、ＶＲでも遠近感などが分かってとてもやりやすかったです」
溶接の授業にＶＲを使う試みは佐賀県では初めてで、佐賀工業高校は近い将来、実際に授業に取り入れたいと話しています。